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【銀神】-花より神楽-

2009年04月21日 10:56

サブタイが危うい←
しかも桜の時期は杉田と思われー・・・。
神楽に甘える銀さんが可愛いと思うのです。
でも、この銀さんはちょっと気持ちわr(ry
++++++
今の江戸の色を表すのなら、それは"ピンク”だ。
なぜなら、最近の江戸は、そこらじゅう桜の木でいっぱいだから。
それを見て機嫌の良い銀時は、昨夜、神楽と新八にこんな事を言った。
「明日、花見にでも行かねェか?」
鶴の一声、とはまさにこの事である。
結局新八は、その日万事屋に泊まり、次の日、つまり今日、そのまま万事屋から出発する事になった。


●○●○●○●○●


「いやー、今日は暖かいですねェ!花見日和ですよー」
歩きながら新八が一言。それに銀時は、そうだな、と楽しそうに相槌をうつ。
家を出て30分ほど、わりと近いところに花見会場がある。
いつぞや、真選組と場所の取り合いをした所である。
「銀ちゃーん、人いっぱい居るアルヨー・・・空いてるとこなんてあるアルカー?」
眉を寄せて神楽。神楽は3人の中で一番背が小さい為、人波にのみ込まれそうなのだ。
「あ!あそこ!人居なくないですか?」
「マジでか!」
新八が指差す方向、確かにそこには人が居なく、満開の桜が咲いているのみ。
「山の上・・・坂がちっと面倒だが・・・仕方ねェ、行くか!」
銀時は両側に居る2人の顔を見やると、小さく微笑んだ。

1番最初にてっぺんに着いたのは神楽。その後に銀時、そして息が切れまくっている新八が到着。
「木の根元に座るアル!」
景色を一通り見た神楽が、やはり1番最初に木の根元に寝転がった。
銀時と新八は、神楽の両隣に足を運び、木にもたれ掛かった。
す、と訪れたのは静かな沈黙。そして、ぶお、という風の音。
背後にある桜の木が大きく揺れ、桜の花弁が舞っていく。
「うわァ・・・綺麗ですね・・・」
見上げる新八は、口をぽかんとあけ、桜が舞うのを見ている。
銀時は神楽の方を見ると、神楽も新八と同じ事をしているのに気付いた。
「神楽ァ・・・お前さー」
顔にうっすらと笑みを浮かべる銀時は、明らかに笑いを我慢している顔。
神楽は眉を寄せ首を傾げる。
「おまッ・・・顔に桜の花弁たっくさんついてるぞッ・・・クックック」
手の平を口にあててクツクツと笑い出す銀時。
新八もその笑いに気付き、神楽の方を見る。
「し、新八は見るなアル!わ、わざとつけてみただけネ!」
「嘘付け!!」
神楽は色白の顔を赤くさせ、わなわなと慌てながら花弁をはらった。


●○●○●○●○●


「あー、銀さん、それ何杯目ですか?飲み過ぎですよ!」
新しい酒のくちをひらき、一気に飲む銀時へ、新八が一喝。
銀時は小さく舌打ちをしつつも、それ以上飲む事はなかった。
新八や神楽に、そう一言言ってもらえればすぐに止められる、と銀時自身思う。
飲みに行くメンバーが悪いのだ、と。マダオとかマダオとかマダオとか。
「あ、新八ィ!お団子と綿菓子買ってくるヨロシ!」
「はい!?」
「あ、俺苺牛乳頼む」
「マジですか!?・・・・分かりましたよ、まったくもう!じゃあ待ってて下さいね!」
不貞腐れながら、新八は立ち上がり、坂を下っていった。
新八の姿は、桜吹雪によって、一瞬にして消えた。

とん、と神楽が肩に重さを感じたのはその直後。
横を見ると、銀時は神楽の肩にもたれ掛かり、目を瞑っている。
「銀ちゃん?どうしたアルカ?」
「・・・酔った」
少し苦しそうに銀時。
やがて銀時の上半身はずずず、と倒れていき、最終的に神楽の太腿辺りに頭を預けた。
銀時は額に手のこうを置き、薄く目をあけた。
銀時の目に入ったのは、心配そうに見つめる神楽の姿。
神楽のその青い瞳に吸い込まれてしまいそう。
すると神楽の手が銀時の髪へとのびる。
心地良い風と一緒に流れる銀色の髪を、神楽の細い指先が撫でる。
「銀ちゃんにも、桜の花弁ついてるアルヨ?」
「・・・マジでか」
神楽は苦笑気味に花弁を取っていく。
何故か囁くように話す神楽の声が、銀時の耳をくすぐる。

「・・・ん?・・・銀ちゃん?」
返事はない。どうやら銀時は眠ってしまった様子。
「ありゃ、銀ちゃん寝ちゃったアルカ?まだまだ餓鬼アルナ」
神楽は困ったように笑い、銀時の頭を撫でた。
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