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【3z銀八先生】

2009年05月24日 14:33

最後に小説を書いたのは4月30日でした(てめ
3zで銀八センセと神威の話です。
皆さん、覚えていましたか?w
++++++



神楽は鳥肌がたった事に気付く。
「神楽は何もしてねェ。お前を心配してただけなんだ、それでも無理矢理連れて行くか?」
すぐに落ち着いた様子の銀八は、再び気だるく話し始めた。
神威は無言で、しかし怖い位の笑みをみせた。
「俺、立ち疲れちゃったな・・・神楽連れてくよ?」
「!!」
神楽の体が固まる。そして、手が小刻みに震えだす。
おい、銀八の腕がその言葉と同時に神威へとのびた。
刹那、神威の目が見開かれる。
そして、神威の持っていた傘が銀八の顎の下で止まった。
「おっと、俺には触れさせないよ」
息を呑む銀八。
しばらく2人は睨み合い、やがて神威は傘を下ろした。
「・・・それじゃあ、行こうか、神楽」
「神楽ッ」
銀八の声と共に、シャーというどこか冷たい音をたて開かれたカーテン。
「・・・あり?」
神威どころか、銀八も驚いた。神楽が、居ない。
銀八は、数歩神威に気付かれないように後ずさり、ベッドの下の方を見つめる。

『おーい、邪魔すんぜ』
廊下から声がすると思うと、すでにそいつは部屋に入っていた。
「阿伏兎」
阿伏兎、と呼ばれた男が神威に近寄る。
同じ制服を着ている為、銀八はすぐに同じ学校の生徒だと気付く。
阿伏兎は神威の耳元で何かを話している。
「・・・そうなの?つまんないなァ・・・阿伏兎、何か奢ってよ」
「何言ってんだ、このすっとこどっこい!逃げるぞ」
阿伏兎の動きはすばやく、ハッとした時にはベランダから飛び降りていた。
一方神威は、ゆっくりとした足取りで銀八の肩に手を置く。
「何だか、俺の仲間があっさり捕まったみたい、俺も逃げるとするよ」
何も言えない銀八に、神威は少し背伸びをして、耳元で囁く。
「これで終わりと思わないでよ・・・じゃあね、先生」
ぐっと肩に置く手の力を込めて、それをバネにして神威は窓へとジャンプして、ベランダから飛び降りた。


●○●○●○●○●


「頭隠して尻隠さず、ってか?神楽、出てこいよ」
静まりかえる部屋に銀八の声。
神楽はノソノソと、ベッドの下から這い出してきた。
すっかり怯えている神楽は、立ち上がったすぐに銀八に抱きついた。
「怖かったアル・・・・とっても、とっても・・・」
コクコクと銀八は何度も頷き、神楽の頭を撫でる。
神楽は続けて言う。
「先生、ワタシどっかに行かなきゃいけないアルカ?ここには居られない気がするネ」
なみだ目で神楽はゆっくりと口にした。
「いいや、お前はここに居ていい、俺がいつでも守ってやるさ」

"それにしても、妹が兄貴を怖がらなきゃいけねェなんて、どうかしてるよな”
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