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【8月10日】

2009年06月08日 23:19

高杉晋助誕生日特別小説2008(過去篇)
これ、結局現在篇書けなかったんだよなァ・・・・。
今の高杉に、銀さん達がどう祝うか分からなくて。
++++++



アブラゼミ、ツクツクボウシ、様々なセミ達が騒ぎ合い、とてつもないオーケストラを繰り広げる夏。
そんな中、高杉晋助は、団扇片手に縁側で座り込んでいた。

「何やってんの?あいつ」
その姿を遠くで眺めているのは銀時。
今日は特に出兵命令もなく、のんびりとした時間を過ごしている。
「暑くてボケているんじゃろ?」
「いや、それお前に言われたくないと思う、一年中ボケてるお前なんかに」
ひょい、と銀時の背中から現れた坂本を、銀時は暑苦しく思いすばやく退けた。
「銀時の言うとおりだ、辰馬、斬り殺されたいか」
「うお!?高杉聞こえてやがったか!」
大袈裟に反応した銀時を高杉が睨む。
小さく高杉は溜息を吐いて、また縁側を眺めた。
「まーまー、高杉そう怒っちゃいかんて」
「怒らせたお前が言うな」
パシン、と銀時が後ろから坂本のモジャモジャ頭を叩く。
少し、セミの鳴き声だけが聞こえた後、銀時は高杉の隣にしゃがみ込んだ。
「んーまぁ、辰馬は昼になっても喋らねぇお前を、喋らそうと思っただけだろーよ」
「大きなお世話だ」
まぁ、そうさな、と銀時は困った顔をして笑った。
「でも、誕生日の日位怒らないで過ごそうぜ?」
「あ?」


●○●○●○●


「すごいだろ、これ、これ俺が作ったんだぜ?」
「自分で言うな」
縁側に銀時がケーキを持ってやってきた。それを呆然と高杉は眺める。
銀時はそれを見て、咳払いをして続ける。
「俺が作った、ヅラがデコレーションをした、辰馬は何もしていません!」
アッハハーと辰馬が横で笑う。
「いや、誕生日って覚えとくもんな?作るの楽しかったぜェ」
「てか、よく材料あったよな?すげぇよこれ」
高杉が関心した直後、珍しく桂が高杉の背中を叩いた。
「話を逸らすな!作ったんだから喜ばぬか!材料は銀時が頑張ったらしい」
「料理の裏なんか知ったらつまんねぇだろ!?俺ァぜってー教えねぇぞ」
「良いから食べるきー!!」
「働かざる者食うべからず!!」
「そ、そんなー・・・」
笑いが絶えない縁側で、フォークを銜えた銀時が、ケーキにナイフを切り込んだ。
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