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【10月10日】

2009年06月08日 23:35

坂田銀時誕生日特別小説2008。
日付が変わる直前に書いた記憶があります。
この後に、書き直したヤツを載せます。
++++++



「う、うーん・・・」
銀時は眠い目を擦りながら上半身だけ起こした。
リビングには神楽と新八がいる様子。
時計は10時半を指している。おそい朝食という訳だ。

銀時は少しだけ期待している。
今日は銀時の誕生日で、どれだけの人がどんな風に祝うのか。
銀時はニヤケながら襖を開けると、神楽がご飯をかっ込んでる姿が見えた。

「おい、新八!今日さ」
「へ?・・・・あぁ、今日は可燃ごみの日ですね!出しときますよ」
使い終えた茶碗を両手に持ち、新八は立ち上がった。
いや、そうじゃなくて、と声をかけたときには新八はリビングから姿を消していた。
「神楽ァ・・・お前、今日何の日か知っ」
「今日は結野アナの特集があるアルヨ!これは見逃せないアルナー」
「マジでか!!そりゃ見なきゃ・・・・って違うんだけどッ!?」
やはり神楽もリビングから出て行き、キッチンに足を運んでいった。
これはもう駄目なんじゃねぇの?と銀時は溜息をつきながら頭を掻いた。


●○●○●○●


拗ねた銀時は気晴らしに外へ出ようと決めた。
玄関に出た時、人影が見えた。
どこかで見かけたその人影に首を傾げると、銀時は扉を開けた。
「うお!?何で居んの!?」
人影というのは新八の姉、お妙だった。
「今日は銀さんの誕生日だと聞いたもので・・・プレゼントですよッ」
お妙がどこからか取り出したのはタッパー。
嫌な予感がする、と銀時は苦笑。
「卵焼きです!!」
「グハッ!マジか!」
銀時はそれを受け取ると恐る恐る中を見てみた。
「これは何ですか、隕石の欠片ですか」
「いいから美味しく召し上がれ」
お妙の顔に影が出来ていたので、銀時は頷くしかなかった。


それから何だかんだでお妙が居座った。
「あ゛ぁぁぁぁぁぁ・・・・・何でいつの間にこんな居んだよ」
銀時が玄関でお妙の拷問に耐えている時、リビングにはたくさんの人が詰め掛けていたらしい。
真選組の面々、そして桂小太郎。今はキャプテンかつーらだが。
真選組はヅラを追いかけてきたんだな、と銀時は検討をつける。
しかし、ヅラがここに逃げ込む理由が分からない、と銀時は頭を抱えた。
唸っているとここで新八と神楽の登場である。
「誕生日パーチーアルヨ!銀ちゃん!」
「はぁ!?」
振り向くと神楽のとびっきりの笑顔。
こいつの笑顔はケーキが食べられる喜びからくる笑顔だ、と銀時は思う。
新八は隣で大きなショートケーキを抱えている。
「何だか賑わってますね!皆銀さんが?」
「ちげぇ、断じてちげぇ!・・・・何か、居た」
「何だそりゃ・・・」
新八は溜息をつきながらケーキを机に置いた。

「おい、トシ!ケーキがあるぞ!食っていこう」
「あ?嫌だね万事屋の誕生日ケーキだろう?誰が食うか」
「そうですねィ、土方さんは甘いもの苦手そうですし・・・1人で外で煙草でも吹かしててくだせェ」
「んだと!?」
近藤、沖田が座ると土方も渋々腰を下ろした。
「おい。お前等関係ねぇだろ」
銀時のツッコミを誰も聞いていない。3人の争いが続いてるからだ。

「銀さん?何か言う事ないアルカ?」
ん?と首を傾げて銀時。
「だって新ちゃんや神楽ちゃんが頑張ったのよ?何かないの?」
口ごもる銀時。周りはいつの間にか静かになっていた。
そして一言。銀時が口を開く。



ア、アリガトウ・・・



「って!何言わせてんだァァァァ!!」
銀時は顔を赤らめてフォークを銜えた
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