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【2月14日】

2009年07月05日 12:33

記念日小説2008
もうグダグダ。訳分かんない。
銀九が甘すぎてあー\(^o^)/
++++++
今日は2月14日。バレンタイン当日である。今日の銀時はいつもと違うと新八は感じるのであった。

昼。万事屋にお客がやってきた。
別に頼まれた訳でもないのに、玄関へ行ってしまう新八。
これが当たり前になっているというのは、実に悲しいものがある。
ガラリと扉を開いていたのは。
「姉上!?」
新八の姉、志村妙だった。
「チョコを作ってきてあげたわ、皆で食べてね」
「なんですか、その恩着せがましい言い方・・・」
眉間にしわを寄せる新八だが、手渡されたのでとりあえず受け取る。
4つ。定春の分もあるみたいだ。これ、不味かろうが食べなきゃいけないだろうな・・・。
「ありがとうございます!」
訝しげにしばらくチョコを眺めた後、新八は頭を下げた。

妙が出たのと、リビングでものすごい物音がしたのはほぼ同時。

「うおーいっ!!何やってんだてめェ!」
「どっから出てきたアルか!!」
玄関から入らない。まさか!

「どうしたんです・・・」
扉を開け言葉を失う新八。そこには猿飛あやめ、通称さっちゃんが納豆まみれで机に座っていた。
「どういうスチュエーションですか・・・てかまた天井から!?」
新八に構わず、さっちゃんは銀時を見て笑った。
「チョコ・・・作ってきたわ!」
そう言って差し出したのは納豆まみれの小さな箱。
「いや、そんなんいらねーよ・・・つか、お前邪魔!帰れや!」
クワッと目を見開いて怒鳴る銀時。うん、その気持ち分かります。
放置プレイねっ!久しぶりよこの感覚!などとときめきながら帰っていくさっちゃん。

万事屋にようやく静かな時がきた。

こうして赤い可愛らしい箱のチョコと、納豆でネバネバの箱のチョコをもらった銀時。
しかし、浮かない顔をしている。
「どうしたんですか?」
「ん、いや、どっちも食べにくいなと思って・・・」
机に置いてある2つの箱を見比べる銀時。
「1つは、見た目はいいが中身が全く予想のつかねェチョコ。もう1つは見た目は悪いが、中身はいいんじゃねぇの?的なチョコ・・・」

『銀時っ!九兵衛だ!開けてくれぬか』
「「「!?」」」
3人が同時に玄関の方を見る。九ちゃんが?何で?
溜息まじりに銀時は立ち上がり、玄関に向かう銀時。
扉を開けると、肩位の高さに九兵衛がいた。

「銀時!私が作ったチョコだ。食べてはくれないか?」
「今?」
「あぁ・・・」
頷き、チョコを出す急兵衛。それを受け取り、青いリボンを解き中を見てみる。
小さなチョコが8個ほど、中には入っていた。
あ、美味そう、と銀時。ようやく、まともなチョコが来たと嬉しそうだ。
とりあえず、一口パクリ。上を向き、口の中でチョコを転がす。
どうだ?と九兵衛が心配そうに見つめている。
「うん、美味い・・・」
「そうか!それは良かった」
九兵衛は薄く笑うと、ハッと思い出したように真剣な顔つきになる。
「私のチョコは、何個目だ?」
「あ?・・・3個目」
そうか、と残念そうに九兵衛は俯いた。
ややあって、銀時が口をひらいた。
「まだ他のは食ってねぇけど、これが1番甘くて美味いと思う。ありがとな」
フッと微笑む銀時。そうか、とほっとしたように九兵衛は頷いた。
「食べる?」
「え?」
九兵衛は驚いて顔を上げる。そっと九兵衛の肩を掴んだ銀時は顔を近づけ、唇を重ねた。
「――――!!」
驚きで体が固まる。だって、予想外だったから。
やがて、銀時の舌が九兵衛の歯の隙間から入っていった。
「ッ・・・ちょ、やめ」
九兵衛の抵抗虚しく、銀時の舌は絡んでいく。

そしてようやく、口を放した銀時が言った言葉は、
「甘かった?」
だった。急に恥ずかしくなった九兵衛は顔を赤らめ口を隠した。
「・・・甘かった・・・」
「じゃあ、あとのはゆっくり食べさせてもらうぜ」
背中で言った銀時は扉をピシャリと閉めた。

夜。新八も家に帰り、神楽との静かな夜。3個のチョコはとっくに食べ終わっていた。
ちなみに、1個除いて全て美味しかった。

「じゃあ寝るかぁ~」
ソファから立ち上がり、ウーンと伸びをする銀時。
「銀ちゃん」
立ち上がろうとしない神楽は俯いて呟いた。
「さっき九ちゃんとチューしてたネ」
「見てた?」
コクリ、と頷く神楽。その目はなぜか涙目だ。
「しょうかねぇな」
銀時は神楽に近づき、神楽の顔の位置にしゃがみ込んで目をしばらく見た。
そして、顎をクイッとあげキスをした。
わざとらしく、チュッと音をたて唇を放す。
「これで満足かコノヤロー」
銀時はそう言って微笑んだ。
「銀ちゃん今までチョコ食べてたアルか?」
「ん?いや?」
「銀ちゃん、とっても甘かったアル!」
「!?」
意外な答えにただキョトンとするしかない銀時なのだった。
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