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【3月14日】

2009年07月05日 12:44

記念日小説2008
この頃の銀さんはやたらとキスしまくってましたね←
どういうイメージもってたんだ、ウチは・・・
++++++



3月14日。銀時は日めくりカレンダーの日付の下に書いてる文字に目がいく。
ほわいとでー。とそこには書かれていた。
正直どうでもいいんだ、と銀時は思う。西洋の行事なんざ興味ないと。
ほわいとでーなんて日本しかやってないそうだ。ならやらなくていいだろう?

しかし銀時は1ヶ月前もらっていた。もらってしまっていた。しかも3つ。
新八と神楽は新八の姉の妙にひとつずつ。
新八は姉からもらったのだから返さなくてもいい、と言っていた。
神楽は女の子同士ならいいアルネ!と言っていた。(銀時裏声)
勿論、定春は返せない。

となると、このほわいとでーという訳の分からない行事に関わっているのは銀時だけ、という事になる。
日めくりカレンダーの前で銀時は深い溜息をついた。

興味ないと言ったが後ろめたさがあった。なんか殺されそうな気がする。特に妙とか。
「銀さんはどうするんですか?」
「!」
日めくりカレンダーの前で俯く銀時に声をかける新八。ニヤニヤと意地悪く笑っている。
「んー、これは返す雰囲気かなぁと」
寝起きの天パ頭を掻きながら、なんとも言えない表情で銀時。
「姉上とさっちゃんさんと九ちゃんでしたよね?」
「ん?あぁ」
みんな美味かったけど妙は例外だったなぁ、と言うと新八は笑っていた。

『銀さん!私は必要ないわ!』
「「「!?」」」
遅い朝食、というかもう昼食の時間。リビングで3人がくつろいでいると天井から声が聞こえた。
「この声知ってるアル!」
神楽が声を張り上げて銀時を見ると、真剣な眼差しで天井を見て木刀に手をかけていた。

ズバンッ

木刀は天井に突き刺さり、どさっと誰かが落ちてくる。
「またお前ェかぁ」
木刀を手に取りながら銀時は呆れ顔。さっちゃんである。眼鏡は辛うじてかけられている。
「だって、私には銀さんが居るものっ」
銀時の背中に回りこみ抱きつくさっちゃん。
「てめ、こらはなせ!気色悪ィなおい!」
銀時はなんとか立ち上がりそのままゆっくり歩き出す。
初めは腰から動かなかったがやがてバタンと倒れた。

「そういう訳にもいかねぇさ」
「「「?」」」
急に真剣な表情になった銀時。3人はただ呆然と銀時を見つめる。
「ほら、チョコ。作ってやったありがたく思え」
どこからか出してきたチョコを銀時は放り投げる。さっちゃんは見事キャッチして顔を赤く染めた。
「味の保証はするからな」
フッと優しい笑みを浮かべる銀時。さっちゃんは幸せそうにチョコを食べていた。

「うぃ、チョコ!お前にはあげとかなきゃなぁって思って」
「あらまぁ、ありがとう」
次に妙の道場に向かいチョコを手渡す。
「あ、味の保証はしてくれるんでしょうね?」
「あたりめぇだ、てかお前のチョコの方が保証してほしかっ・・・」
スパンと頭に拳がクリーンヒット。

「チョコか、すまぬありがとう」
最後に九兵衛の家を訪れチョコの手渡しは終わった。
「私の家はいろいろ煩いからな、今食べて良いか?」
「特に東条な、いいぜ」
お互いに笑うと九兵衛はチョコを口へ運びさらに笑った。

「銀ちゃん私にもくれアル~」
「お前にチョコもらった覚えねぇぞ」
帰り道。迎えにきてくれた神楽にせがまれる。
「それは関係ないアルヨー」
「なんで関係ねぇんだよ!」
そうつっこんだ銀時だがやがてしゃがみ込んで、神楽の頬にキスをした。
「これで我慢しとけ」
「・・・・えー!」

「口が良かったアルー!!」
「え」
意外な答えにただ戸惑うしかない銀時だった。
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