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【3Z】

2009年09月20日 23:56

短編小説2009。
3Zで銀神。
相当恥ずかしいの書きました(てめ
これ以来、生徒と教師の甘々を書くのやめにしましたw
生徒と教師は色んな意味でマズイwww
++++++


12月の高校見回り当番は銀八だった。
しかし、銀八はそんなものはサボって、もっと大事なものに没頭している。
それは、3年Z組生徒の書類をまとめる、という作業。
もう既に大学に行くか、就職するか、大事な時期に入っている。
それを全てまとめるのが担任の仕事である。
今の時刻は午後7時。生徒はとうに帰っている時刻。
銀八は書類の確認をした後で、高校の見回りをしよう、と予定を立てていた。
時計の長針が15分を指す。
そこでようやく銀八は大きな欠伸をしてみせた。
「んーッ!とりあえずもう帰っていいか、うん帰っていいんだよ、よし帰ろう!」
銀八の独断で決まった帰宅。
銀八は机を勢いよく叩き仕事用の鞄を手にした。
瞬間銀八の動きがピタリと止まる。
「・・・まだ校内見回ってなかった・・・」
鞄を落として、銀八。


●○●○●○●


銀魂高校の敷地面積は、校庭、校内、共に広い。
だから、一通り見て回るのに少なからず30分はかかってしまう。
何か問題が起きればこれは銀八の責任である。
銀八はそれだけは勘弁だ、と丁寧に校内を見回っていく。
そして、最後は己のクラス、3年Z組。
朝ならば、教室の数歩手前で騒がしい声が聞こえてくるクラス。
どこのクラスよりも騒がしく、どこのクラスよりも浮いているクラスだ。
だか今は夜。教室は静かだし誰も居ない、はず。
教室の扉には、教室の中を覗けるようにと、右上にガラス板が備え付けられている。
それで中を見れるようになっていた。
銀八が扉に手をかけ開けようとした時、そのガラス板からある生徒が見えた。
「・・・・か、神楽?」
真ん中の列の1番前。つまり、教卓のすぐ前の机で神楽が突っ伏していた。
銀八は、気付かれまいと静かに扉に手を改めてかけて開けた。
とりあえず窓の鍵があいていないか、などのチェックである。
窓際まで歩き、神楽の前を通る。近づくと分かる小さな寝息。
そんな寝息に1人、緊張しながら銀八は鍵のチェックをしていく。
チェックを終えると窓に背を向け神楽を見た。
月の光りで、白い肌が一層白く見える。
銀八は眠い目を擦りながら、神楽を起こしにいった。

「神楽ァ・・・起きろー」
声で起きない神楽に、銀八は肩を揺する。
「ん・・・・んあ?」
ずり落ちている眼鏡を人差し指で戻る神楽。
「おはよう、神楽・・・つっても夜だが?」
銀八は机の前でしゃがみ込み、机の角に顎をのせた。
すぐ目の前で、やはり机に顎をのせている神楽は驚くのであった。
まるで誰かに背中を手前に引っ張られるかのように、神楽は勢いよく起き上がった。
「うっわ!銀ちゃん、先生!?」
「はい、寝起きだろうと本編とごちゃごちゃにならないように」
俺は銀八先生だ、と付け加える銀八。
「うぅ・・・ワタシLHRから寝てたヨ」
「知ってる」
「皆においていかれたネ」
「だろうな」
しばらくの沈黙。やがて銀八が口をひらいた。
「ほら、もう8時過ぎてんぞ、家まで送ってやっから・・・帰ろうぜ?」
ペシンと神楽の頭を叩く銀八。


●○●○●○●


「銀八先生?・・・寝てるアルカ?」
あれから、銀八は先に行く、と神楽をおいて下駄箱前で待っていた。
教室での神楽の準備があまりにも遅かったからだ。
銀八は今、傘たてに腕を組んで座っている。
神楽が軽く揺すると、銀八が寝ていることが分かった。
「先生?・・・行っちゃうアルヨ?」
倒れないように肩に手をのせ、銀八の顔を覗きこむ神楽。
少し近づいてしまえば、キスが出来てしまいそうな距離。
「・・・神楽、お前何考えてんの?」
「!!」
寝ていたはずの銀八が急に喋った。
いや、正確にはただ目を瞑っていた銀八が喋ったと言った方が正しいかもしれない。
銀八の肩をバネにして神楽は思いっきり後ろに退こうとした。
しかし、銀八の右腕の方が早かったらしく、あっさりと腰に腕を回されてしまった。
「ッ・・・」
神楽が声を出そうとした瞬間だ。
銀八の唇が神楽の唇に触れたのは。
「お前何驚いてんの、したかったくせに」
「んなッ!?」
それが離れると、銀八は意地悪く笑った。
真っ赤に染まる神楽の頬を、手で優しく包んで。
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