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【2月6日】

2009年09月21日 00:06

誕生日小説2009。
若干BLかな。
++++++


2月6日。その日は山崎退の誕生日であった。
が、その日は真選組が慌しく動き、結局誕生日を祝われる事は無かった。
山崎が自身の誕生日が過ぎた、と気付いたのはその日の夜中。
日付がとっくに変わった時だった。

しかし今日、2月10日に急遽誕生パーティーを開く事になったのだ。
メンバーは、近藤、土方、沖田、そして山崎の4人。
さすがに屯所全体が休暇を取ることは許されない。

「いや、でも何かありがとうございます!俺嬉しいっすよ!」
近藤を中心として集まった4人。その中で、今日の主役の山崎が口にする。
「何言ってんだ、普段何にもやれてないんだ、たまには良いだろう?」
クツクツと笑う近藤に、山崎は涙ぐむ。
「次は俺の誕生日ですか、これの何倍も祝って下せェ近藤さん」
「おめぇの前に俺だろーが!」
怒鳴って土方。それを見た沖田はキョトンと目を丸くしてみせる。
そして言う。
「何言ってんです?俺の誕生日が来る頃にゃ、アンタは死んでるだろィ?土方さん」
「てんめ!今俺がここで殺してやろうか!?」
「望む所でィ!」
土方と沖田はほぼ同時に立ち上がり、庭の方へと走り去ってしまった。
それを近藤と山崎は苦笑気味に見つめる。
「賑やかなパーティーですね」
「全くだ、落ち着かなくてすまんな」
いえ、この方が楽しくて好きですよ、と山崎。

パーティーといったって、単にお酒などを飲むだけのもの。
しかし、山崎はそれでも嬉しかった。楽しかった。それだけで十分だった。
「それじゃあ、失礼します、仕事あるんで・・・」
今日はありがとうございました、山崎は短く頭を下げてその場を後にした。


●○●○●○●


「あり?ジミーくんじゃない?」
「山崎です、万事屋の旦那」
冷静にツッコむ山崎。
あれから山崎は、少し休もうと外の空気に当たるため外に足を運んでいた。
土方と沖田が刀を振り回しているのを横目に。
そしてすぐに万事屋の旦那、つまり銀時と会ったというわけだ。
「ジミーくんさ、お酒でも飲んだろ?顔赤ェぞ」
小首を傾げて、銀時。
マジですか、と山崎は慌てて両手で頬を隠す。
「真昼間から飲むたァ、真選組も暇してらァな」
「あ、いえ!今日は俺の誕生パーティーを開いてまして!・・・それで、少しだけ・・・」
「マジでか!そりゃおめっとーさん」
本当は昨日なんですけどね、苦笑気味に山崎は頭の後ろを掻く。
「じゃあ、俺からもプレゼントだ」
山崎が驚いて顔を上げる。
「え、ちょ!旦那ァ」
弱弱しい声を山崎が出した直後、銀時は山崎に口づけをしていた。
「んッ・・・待っ・・・て」
山崎は目を強く瞑り、やがて無理やり銀時を引き剥がした。
すかさずツッコミをいれようとした時には、銀時は山崎の横を通りすがるところだった。
軽く肩を叩いて、お仕事頑張って、と言い残して。
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