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【5月5日】

2009年09月21日 00:09

誕生日小説2009。
銀土・・・で、BL?
何でこんなんばっか書いてんだろ・・・w
++++++


「本当は、今日の土方さんの誕生日無かったんですぜィ?」
「あ?どういう事だ、そりゃ」
「んなの、俺があんたを殺してるからに決まってんでしょう?」
「ふざけろ!クソ餓鬼!!」
5月5日。いつも通りの夕方。
今日も土方と沖田のペアは、夕方の市内巡回をしていた。
そして、2人が屯所に戻れば、土方の生誕祭が行われる予定。
だが、土方は毎年それに眉をひそめるだけなのである。
元々、パーティーなどの賑やかなものは嫌いだったし、自分の事をとやかく言われたくなかった。
近藤辺りが暴れ、それを皆で片付ける。
そんなオチが毎年ついている事もあり、土方は今日という日が嫌で仕方なかった。
祝う皆に対して、とても失礼なのかもしれないが、それが土方の本音なのである。

「あ、多串くん」
すると視線の先に、土方の機嫌を余計に損ねる人物が現れた。
銀髪赤眼、死んだ魚の目をした坂田銀時。
銀時から土方に声をかけるのは珍しい。
土方の横に居る沖田も思わず目を見開く。
そして話しかけられた土方は、銀時の存在その物と訳の分からないあだ名に舌打ちをした。
銀時は土方の前に立つと、着流しの袖からあるものを取り出した。
「やるよ、これ」
ポイ、と軽く投げられたそれは、土方の手に収まるほどの小さな鯉のぼりであった。
土方はそれを見事に受け取ると、小さく首を傾げる。
銀時は言葉を続けた。
「神楽がよ、駄菓子屋でたくさん貰ってきたみたいで、余ったから」
銀時はニィと意地悪く笑ってみせる。
そして、黙って立ち去ろうとした所へ沖田の質問が飛ぶ。
「旦那ァ、ちょ、耳を貸してくだせェ」
沖田は無理矢理銀時と肩を組み、顔を耳に近づけた。
「それは、土方さんの誕生日が今日だと分かっててやったことですかィ?」
「あ、そなの?知らなかったわ」
沖田が小声で話すので、銀時もつられて小声で返事をする。
その間、土方は不思議そうに2人を見つめる。
銀時と沖田が、互いに離れると、銀時が土方に近づく。
そして耳元で囁く。
「多串くん、誕生日おめっとさん」
その後で、頬に触れる程度のキス。
「ッ!」
カァ、と顔を一瞬にして赤くさせた土方を、銀時は馬鹿にしたように笑うのだった。

その日、土方の自室の机には、鯉のぼりが飾られていたとか。
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