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【6月1日】

2009年09月21日 00:15

誕生日小説2009。
神威を祝ったりした。
銀さんが何を言いたいんだか分かんない。
来年リベンジ!

これでCRRの小説移動終了\(^o^)/
++++++


6月1日の朝。
銀時が目を覚ますと、すぐ横に神楽が胡坐をかいていた。
「・・・・どうした?」
銀時は目を擦りながら上半身だけを起こし、神楽に言う。
神楽は何も言わない。
ただ、窓の向こうの晴れ渡った空を眺めているだけである。
「おい」
神楽の態度に銀時は眉を寄せ、神楽の顔を覗き込んだ。
そこで初めて、少し反応をみせて、銀ちゃん、と呟いた。
「何かあったのか?」
神楽は、躊躇いがちに頷く。
言ってみろ、と銀時がそれを促す。
「・・・今日、兄貴の誕生日アル」
兄貴、と聞いて銀時はすぐに神威の顔を思い浮かべた。
屋根が開けた吉原桃源郷で銀時に最後に見せた、あの殺意のこもった笑顔。
神楽は続ける。
「でも、アイツ馬鹿だから・・・こうやって自分の誕生日を知っている人が居るという事どころか、
今日自分の誕生日って事さえも忘れてるネ」
残念そうに神楽はため息をつく。
「神楽・・・」
銀時はゆっくりと目を瞑り、神楽を後ろから抱き寄せた。
「たとえ、兄貴が神楽の気持ちに気付かなかったとしても・・・
兄貴は、自分の誕生日を祝ってくれる家族が居るだけで十分だって思ってるはずだ」
「銀ちゃん」
銀時の腕を掴んで神楽。
ま、自分の誕生日を忘れてたら意味ねェがよ、銀時はそう付け足した。

「そういうこった!何が言いたいかってーと、お前の気持ちはきっと兄貴に届いてるって事」
「そうだと良いアルナ」
神楽は銀時の腕の中で、小さく頷いた。


●○●○●○●○●


「あれ、団長・・・今日って確か団長の誕生日・・・」
夜兎族の集まる地下街。
団長と呼ばれるは神威、そして、団長と慕う阿伏兎。
「・・・そうだったけかな?忘れたな」
阿伏兎より一歩前を歩く神威は、にこやかにそう言った。
「じゃあ、祝ってくれる家族の事も忘れたってーのかィ?」
「家族?俺にそんなの居やしないよ、阿伏兎」
ケタケタと面白がるように笑う神威。
阿伏兎が、団長・・・と小さく呟く。

「今日が・・・」
「え?」
しばらく静かな時間が流れた後で、神威。
阿伏兎は神威の後ろで首を傾げた。
「・・・今日が、俺の誕生日ってヤツなのなら、俺にプレゼントちょうだいよ」
「ヘッ!自分の誕生日を言われても分からない奴に、プレゼントなんてあげられねェな」
「俺に、家族を・・・・・・・・」
「団長?」
予想外の神威の答えに、阿伏兎は思わず足を止めた。
それに合わせるようにして神威も立ち止まる。
「・・・何でもないよ!俺には阿伏兎が居ればそれで十分!」
「なッ!・・・この、すっとこどっこいが!早く行くぞ!」
アハハ、待ってよ、と神威の前を歩き始めた阿伏兎を、神威は笑いながら追いかけた。
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