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【土銀】

2010年01月06日 16:29

最近こんなんばっかですいません。
【銀さち】は難しいけど、考えるのがものっそい楽しいv
++++++


昔の夢を見た。
久しぶりに昔の夢を見た。
寺子屋に通っていた頃の高杉とヅラに会えた。
攘夷戦争に出ていた頃の高杉とヅラに会えた。
・・・坂本が居たかは忘れたけど。
高杉と話した。
・・・話した内容は忘れたけど。


●○●○●○●○●○●


月夜に照らされる和室。
そこの窓は開いていて、冷たい風が吹き込んでくる。
その風を直に受けているのは、窓枠に肘をついて煙草をふかしている土方。
二人は先ほどまでいわゆる“行為”をしていたりして、土方の後ろには死んだように寝ている銀時が居る。
月の光で銀時の銀髪は余計に光って見え、白い肌は余計に白く見える。
そんな銀時は、深い息を繰り返したままなかなか起きないでいた。
「無理させすぎたか」と土方は頭をかきかながら少しだけ後悔をした。

「・・・んん、高・・・杉」
「!?」
銀時の寝言とそれの内容に土方は驚き、思わず口元の煙草を落としそうになった。
「今何て言った?」とでも言いたげな表情の土方は、静かに銀時の横に座った。
高杉、といって土方が最初に思い浮かべるのはあの過激攘夷浪士と謳われる高杉晋助であるが。
それとコイツと一体何の関係が、と土方は首を傾げる。
まァ、二人が関係がないと言えば嘘になるが。
銀時の瞳がうっすらとひらく。どうやら気配に気づいてしまったようだ。
「・・・・・高杉?」
「は?」
寝ぼけているのだろうか。銀時はまだ完全にひらいていない瞳を土方に向けて、そう囁くように言った。
呆然とする土方に対して、銀時はゆっくりと土方の後頭部に手をのせた。
かと思うと、起きてるんじゃないかと思う位に土方は銀時に引き寄せられる。
グッと土方が目を瞑ったのと、銀時とキスをする羽目になったのはほぼ同時。
「・・・んッはぁ・・・」
銀時の一方的なそれに土方はただ受け止めるばかり。
「―――――ッ・・・・もっと、」
しかし、その一言でスイッチが入った様子。小さく舌打ちをすると迷う様子もなく唇を押し返した。

「ん・・・ぅんんッはぁ・・・ッ」
するとだ。銀時の瞳がだんだんと大きくなってきた。
「・・・んん?・・・んあ!土、方・・・てんめ!」
「!!」
声がすると思うのもつかの間、次の瞬間には土方は突き飛ばされていた。
「おまッ!何してんのォォ!!」
「何ってえ?・・・てめェが誘ってきたんだろうが!」
「誘っ・・・・誘わねェよ馬鹿!」
2ラウンド目ですかコノヤロー!と銀時は野次を飛ばす。

「んな事よりよォ」
土方はすばやく話を切り返した。
こんな言い争いをしてる暇はねェ、コイツの夢のことが気になる、と。
「お前、今までなんの夢見てた?」
「ゆ、夢?夢なんて見てな」
「高杉って誰だ?」
動揺する銀時に土方はさらにもう一押し。銀時は俯いて黙ってしまった。
それにさらに土方は続ける。
「高杉っていや、あの過激攘夷浪士の高杉晋・・・」
「お前には関係ねェ」
「いやいや、そうとも限んねェぜ?おい、誰だよ高杉・・・」
「だから、関係ないって言ってんでしょ、土方君」
目の前でへたり込んでいた銀時が、急に土方の肩を掴んで、少し長いキスをした。
まるで、黙ってろとでもいうように。
それが終わると、髪の毛がくしゃくしゃになるまで撫でて「帰ってくんねーか?」と言った。

「これで終わると思うなよ?」
土方は徹底的に調べてやると心に誓った。
「おー、怖い怖い」
言いながら、手を振り玄関の戸が閉まるのを待つ銀時。
階段を降りる音が聞こえなくなった後、銀時は呟いた。
「本当怖いよ・・・お前より怖いかもよ?高杉ィ」
ポツリ、と。
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